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「当会が考える写真とは」

 この時代、誰もが写真を撮ること当たり前になり、今この瞬間世界中で幾万枚も量産されてます。「もう 撮影するものはないのではないか」と、しばしば思うのですが、 それでもありふれた光景のなかで「おっ!」と目を引く写真撮影できる人たちがいます。

 皆が知っているように写真(動画も)本来の仕事は「記録」。花を、列車を、動物を、家族を、たくさん撮ることで 「記録」の積み重なり、意味を持つことができます。

 一方で、その写真の中に芸術性を付け加えることができます。つまり、何らかの「写真技術と表現方法」で感情を入れるのです。そうすることで、「おっ!」という目を引く写真が仕上がります。それは芸術性が加えられたことで、「記録写真」の域を超えて「作品」と呼びます。写真を趣味にするということは、画材で絵を描くと同じく、カメラで「作品を制作する」のです。これが当会の趣旨であり目標です。もちろん絵描きの方が筆を持つのが楽しいように、我々もシャッターを押して瞬間を切り出すという楽しみから始まることは言うまでもないことです。

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